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・・夜が朝に変わるまで ・・少し時間をつぶしたり ・・黒い昆虫が飛んでる間 ・・観察するに絶好の場所 カテゴリ
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永遠の象は
太陽と溶け合った海で それはひとえにただのとるにたりない恋だった 実り、滴り、腐り落ちてもなお あの美しい果実の肌に触れ もはや苦しさに似た香りを吸うことができる わたしは 目も耳も手も足も ひとつになってしまったまま 右手が探している左手は もう二度と会えないのだろうか
コノサカズキヲウケテクレ
ドウゾナミナミツガセテオクレ ハナニアラシノタトエモアルゾ サヨナラダケガジンセイダ いつかいつの日にか 訪れるかもしれない奇跡について 夢想したこともあった わたしにとってその奇跡こそが もしかしたら幸福になる可能性を 1番秘めていたかもしれなかった でも もう終わり そういうのの芽を摘んだのは やっぱりわたしで こうして残ったのは 人間をとても鈍い刃物で傷つけたという 最悪な事実だけ 後悔している 後悔していない 今日は 無意識に望んでいたことが実現した 記念すべき1日 奇跡を放棄してしまった かけがえのない1日 きみとの別れを泣くために わたしはきみに会いに行こう そうしたらきっと初めて 本当の言葉が言えるかもしれない 享受するほどには自由はなく わたしの思想はやがて袋小路に陥ってしまう ただ培われる黒くヘドロのようなある意識 妄想は 事実よりも 罪なり 放浪は始まったばかりでも 行き先には幾つか宛てがあって わたしはそのどれにも行きたく そして思い立ったら帰りたい 向かう先はいまわたしが座っている場所 わたしという他愛のない史実を 身体を以ってなぞってみたい 順番なんてどうでもいいのだけれど そうすればやり直せるわけでもないけれど 今のわたしに必要なひとを探したい 怠惰に退けられないような恋をしたい 火遊びではないほんとうの恋をしたい そしてまたその恋から醒める日が来て 何もかも新しい恋を繰り返したい
「王様の耳はロバの耳」の木にできた穴みたい。
わたしはあの日、恋人を裏切って ある人に会いに行った。 わたしたちは他愛もない話をして きちんと帰ってきたけれど その人にさえ、特別感はしっかりと 根付いてしまったのだと思う。 久しぶりの再会。 わたしは恋人にどんな風に映っただろうか。 その人は別れ際にわたしをじっと見ていた。 遠ざかって人ごみに紛れそうになっても 切なそうにわたしを見ていた。 わたしも振り返っては視線を交じらせた。 これは恋とは少し違うものだけれど わたしは視線の遣りとりをもって 浮気をしてるのかもしれない、と 自覚してしまうことになった。 明日からは平穏な日常がやって来る。 きれいに、むしろ受け流すように 生きていこうと思う。 なぜ勤務時間内にわたしは こうして日記帳つけたりできるんでしょう ここは大学の延長みたいで わたしの仕事は瞬間芸とも言える 日々腐ろうと思わずとも簡単に腐り なので返って忍耐などが必要でもある。 だけれど 過ぎていく時間をとりとめなく摘んで やはり、どうしようもなく過ごしてしまう 給料泥棒ってこんな感じ もう少し経ったらきちんとした仕事らしくなるかな やや停滞ぎみのモチベーションを 上昇させて 消えてしまったのか 遠くで息をしているはずなのに わたしにはまるで音沙汰もなし 例えばこちらに来て わたしの履歴について悪い想いを巡らせたか もしくは悲観して自ら去ってしまったのか わたしにはわからないことばかり 連絡をいただけないと 恋人はいつまでも恋人のままで わたしの空想を浮上したり沈んだりして どうすればいいんだろう 恋人はわたしを嫌いになったりしない わたしも恋人を嫌いになったりしない だけれど 大きな地震があっても 恋人はわたしを心配する連絡をよこさなかった。 これはわたしが恋人を恋人から降格させるに 十分な理由になることは確かだ。 恋人は一体どうしてしまったんだろう 何も知らせずに消えるなんて卑怯だ どんな理由があったとしても最低だ そんな薄情な人間だったはずがない わたしの恋人は一体どこへ行ってしまった 穴埋めに50%成功して後 60%くらいまで引き揚げるべく 送ったメッセージの一文。 「 一昨日の晩は、ありがとう。 わたしはあの日ほ無理矢理TSUTAYAに行って 観られないだろうDVDを借りて で、きみんちに寄ることを途中で思いついたけれど それはいいアイデアだったと思うのよ。 実を言うとね、 わたしの三重に帰るまでのなんとなくアホな目標としては 未練の残るある人とハグして別れる、ということで ・・・まぁ結局果たせなかったけれど たまたまでも電話をとってくれたことと、 気紛れでも地上に降りてきてくれたこと、 結構感謝してます。 また 東京に行ったときには みんなでお祝いと愚痴をやりあいましょう。 晴れて国家公務員になったので 明日からの勤務、やっつけてきます。 合格おめでとう。 」 東京最後の夜はこうして締めくくられた。 わたしはこうして恋にも満たないものをちゃんと打ち消して やはり恋人を想って日々生きていくのだとおもう。 恋多き女、であったとしても成就させ継続させる恋について わたしは未熟なまま年を取っていく。 行いましてしばらく。 ちょっと方法を誤ったのでリベンジしたい。 目標はハグ。 わたしは頭がおかしい。 わたしが今もてあましている隙間を きみは埋めることができない だからわたしが決着をつけなくちゃいけない あの人に頼んででもしてもらわなくちゃいけないことがある わたしをどうか振ってください、 と なんて不思議なお願いだろう だけれどそれでわたしの幸福は保たれ きみの安寧も得られることになる これは 心変わりじゃない これは 心変わりじゃない わたしの願いは出来損ないのアメーバみたいなもので これは決して恋じゃない
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